子どもと知財/知財教育について

皆さんにとって知財や特許は身近ですか?
また、いつぐらいから知財や特許に触れ始めましたか?
- 入社して知財部に配属されてから初めて学んだ
- 前々から興味があって自学自習で学んだ
- モノづくりが好きで、それに付随する形で知財に関しても学んだ
人によりきっかけや動機は様々だと思います。
ありますよね!!!! 私が子供の頃は「特許」や「知財」という言葉など全く知らず、
しいて言えば早口言葉の「東京特許許可局」でそのワードが出てくるぐらいでした。
今もまだまだ初学者のため勉強の日々ですが…
子供向けの知財情報発信サイト
今回は子供向けの知財情報を発信しているサイトや知財教育に関して記載されているページを紹介していきたいと思います。
特許庁 「とっきょちょうキッズページ」
URL:https://www.jpo.go.jp/news/kids_page/index.html
特許庁のHP内にキッズページがあることを皆さん知っていましたか? 特許、意匠、商標などについて分かりやすく解説されており、大人が読んでも楽しみながら学べる内容になっています。
経済産業省 「発明×工夫と特許の国へようこそ」
URL:https://www.hkd.meti.go.jp/hokig/student/
コンテンツが小学生向け~高校生向けまでわかりやすく分類されているので、
もしお子様がいらっしゃる場合は学年や年齢に合わせて学ぶことができます。
公益社団法人発明協会 「はつめいキッズ」
発明協会さんが主催している様々な活動やアクティビティ、コンテストなどの情報が目白押しです。
日本弁理士協会(JPAA) 「まなぼう!弁理士キッズ」
URL:https://www.jpaa.or.jp/kids/index.html
弁理士のお仕事についてマンガやイラストを交えながら解説してくれています。
もしお子様が知財を扱うお仕事に興味が出てきたら見せてあげたいページです。
テクノロジーと創造力の重要性
AIや人工知能などテクノロジーの発達が目まぐるしい現代。
これから5年、10年、20年後に世の中がどのように変わっていくか、
テクノロジーがどれだけ進化していくかを正確に測ることはできません。
しかし、事実としてテクノロジーができることや業務が増えてきている以上、それらに取って代わられぬように私たち人間が人間である価値を見出していかなければならないと思います。
それはすなわち、機械やテクノロジーにはまだできない自ら課題を発見し、
それをどのように解決していくか、どのように形にしていくかを考え実行する
「創造力」が今後一層必要になってくるということだと思います。
特に、特許は何かしらの課題を解決するための方策を具現化したものです。
特許や知財に触れる、学ぶ、知ることはまさにこれからの世の中に必要な力を
養うためにはうってつけ、最適なのではないかと考えています。
我が家にも3歳になる息子がおります。
子供の想像力や吸収力には日々驚かされることばかりです。
もう少し大きくなったら今回ご紹介したページを息子にも見せようかと考えております。